チャイナ エアラインのマイルはここがポイント
まずは、マイルとアライアンスについての基本情報を説明します。
【マイル】
飛行機に乗るたびに貯まるポイントのようなもの。ポイントが貯まるとお得なサービスを受けることができます。
例えば、無料航空券（特典航空券）をもらえたり、エコノミークラスから憧れのビジネスクラスにアップグレードできる、など。
【マイレージプログラム】
マイルを貯めるには最初に「マイレージプログラム」に入会する必要があります。
マイレージプログラムは各航空会社が1つずつ展開しているもので、航空会社によって名称が異なります。
・チャイナ エアライン ⇒ ダイナスティフライヤー
・シンガポール航空 ⇒ クリスフライヤー
・日本航空 ⇒ JALマイレージバンク
・全日空 ⇒ ANAマイレージクラブ
・アメリカン航空 ⇒ アドバンテージ
など
【アライアンス】
アライアンスとは同盟、協定、協力を意味します。
航空業界ではアライアンスというものがあり、航空会社同士の提携グループのような役割をしています。
そのアライアンスは大きく分けて3つあります。
・スターアライアンス
加盟28社：シンガポール航空、ANA、ユナイテッド航空、エバー航空、など
・ワンワールド
加盟14社：JAL、アメリカン航空、キャセイパシフィックなど
・スカイチーム
加盟19社：チャイナエアライン、デルタ航空、エールフランスなど
大手航空会社のほとんどがこれら3つのアライアンスのいずれかに加盟しています。
チャイナ エアラインは『スカイチーム』というグループに属していて、デルタ航空やエールフランスと同じグループです。
同じアライアンスグループ内であれば、マイルの連携、特典の相互利用、ラウンジの利用、優先搭乗など、お得なサービスを受けることができます。
アライアンスが存在するため、マイルも貯めやすく使いやすくなっているのが最大の特徴です。
チャイナ エアラインのマイレージプログラム
チャイナ エアラインが展開しているのは、「ダイナスティ・フライヤー・プログラム（DFP）」という独自のマイレージプログラムになります。
チャイナ エアラインのアライアンスパートナー
チャイナエアラインが加盟しているアライアンスは、スカイチーム。スカイチームには、デルタ航空、エールフランス、大韓航空、ベトナム航空、中国東方航空など多くの航空会社が加盟しています。
チャイナ エアラインで貯めたマイルは、スカイチーム特典航空券に交換できます。
また、アライアンスの枠を超えて、チャイナ エアラインと2社間でパートナーシップを組んでいる航空会社もあります。例えば、ワンワールド所属のハワイアン航空や、中国に拠点を置いている中国南方航空とチャイナ エアラインは、個別でマイル提携をしています。
日本航空（JAL）や全日空（ANA）は、チャイナ エアラインとは異なるアライアンスのため、マイルの提携はありません。
ですが、コードシェア便を運航中。
コードシェア便とは、2社以上の航空会社が1つの定期便を共同で運航すること。
1つの便に対して「JL（JAL便）」「CI（チャイナエアライン便）」といった形で、2つの便名が付けられています。
DFP会員は、航空券に記載されているのが「CI便」であれば、チャイナエアラインのマイル積算対象です。「JL便」であれば、マイルは積算されません。
チャイナ エアラインのマイル利用時のポイント
貯めたマイルは特典航空券に交換できます。
片道のみの予約も可能で、クラスは「エコノミークラス（X）」「プレミアムエコノミークラス（Z）」「ビジネスクラス・プレミアムビジネスクラス（O）」から選択できます。
交換に必要なマイル数は、≪短距離区間≫と≪長距離区間≫のどちらの区間に属するかによって変わります。
また、ダイナスティ・フライヤーの会員（DPF会員）は、貯めたマイルをVIPラウンジの利用特典に交換することもできます。1回の特典交換に必要なマイル数は5000マイル。
空港のVIPラウンジのチェックインカウンターで手続きをしましょう。
マイルの有効期限は36ヵ月後です。
毎月1日の午前0時00分（台北現地時間）に自動で無効になるので、月末までに特典へ交換を行いましょう。
