シンガポール航空の預け入れ手荷物について

シンガポール航空預け入れ手荷物について

旅行に欠かせないのが荷造りです。スーツケースの大きさは、小さな物から数週間分が入る大きな物までさまざま。空港では必ず荷物検査を受けます。
航空会社によって荷物の規定が異なるので、旅行前に調べておくと安心です。

こちらでは、シンガポール航空の預け入れ荷物(受託手荷物)について、制限や注意事項など詳しくご案内します。

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シンガポール航空の預け入れ荷物情報

『預け入れ荷物』=『受託手荷物』とも呼ばれ、スーツケースなど空港のカウンターで預ける大きな荷物のことです。

シンガポール航空の受託手荷物の許容量は、重量制と個数制に分けられていて、どちらになるかは発着地によって決まります。

米国発着便以外 重量制
米国発着便 個数制

預かり手荷物1:重量制

米国発着便以外のフライト(出発地または目的地に米国を含まない場合)では、重量制となります。

重量制の許容量は、エコノミークラスが30㎏、プレミアムエコノミークラスが35㎏、ビジネスクラスが40㎏、ファーストクラスが50㎏、スイートクラスが50㎏までとなります。
特別会員は許容量が増えます。PPSクラブ会員は許容量が2倍となり、シンガポール航空のマイレージプラグラム「クリスフライヤー・エリートゴールド」やスターアライアンス会員は、追加で20㎏となります。

座席を必要としない乳幼児は、10㎏までの荷物が認められていて、ベビーカーや持ち運び式ベビーベッド、車の幼児シートは無償で預け入れが可能です。

重量制
座席クラス 重量 PPSクラブ会員 クリスフライヤー・エリートゴールド / スターアライアンス ゴールド会員
スイート/ファーストクラス 50kg 追加で50kg
合計:100kg
追加20㎏
合計:70kg
ビジネスクラス 40kg 追加で40kg
合計:80kg
追加20㎏
合計:60kg
プレミアムエコノミークラス 35kg 追加で35kg
合計:70kg
追加20㎏
合計:55kg
エコノミークラス(フレックス) 35kg 追加で30kg
合計:65kg
追加で20kg
合計:55kg
エコノミークラス(スタンダード) 30kg 追加で30kg
合計:60kg
追加で20kg
合計:50kg
エコノミークラス(ライト) 30kg 追加で30kg
合計:60kg
追加で20kg
合計:50kg

※注意事項
乳幼児のお客様には10kgの無料受託手荷物許容量が適用されます。その他に以下の二つのカテゴリーから一つずつ無料にてお預けいただけます。
1. 折りたたみ式ベビーカー
2. 持ち運び式ベビーベッド、またはカーシート

預かり手荷物2:個数制

米国発着便(出発地または目的地に米国を含む場合)では、個数制となります。

すべてのクラスにおいて2個まで可能。
1個あたりの許容重量については、アメリカ便は座席クラスによって異なります。
エコノミークラス、プレミアムエコノミークラスが1個あたり23㎏以下、
ビジネスクラス、ファーストクラス、スイートクラスが32㎏以下です。
ブラジル便は全ての座席クラスにおいて32㎏以下となっています。

PPSクラブ会員は通常の2倍の個数に増え、クリスフライヤー・エリートゴールド会員やスターアライアンス会員は1個追加可能です。

1個あたりの荷物サイズは、縦+横+高さの合計が158㎝以下であることが義務付けられています。

座席を必要としない乳幼児は1個までの荷物が認められていて、ベビーカーや持ち運び式ベビーベッド、車の幼児シートは無償で預け入れが可能です。

個数制
座席クラス 米国発着 PPSクラブ会員 クリスフライヤー・エリートゴールド / スターアライアンス ゴールド会員
スイート/ファーストクラス 2個
(それぞれ32kgまで)
追加で2個
(それぞれ32kgまで)
追加で1個
(それぞれ32kgまで)
ビジネスクラス 2個
(それぞれ32kgまで)
追加で2個
(それぞれ32kgまで)
追加で1個
(それぞれ32kgまで)
プレミアムエコノミークラス 2個
(それぞれ23kgまで)
追加で2個
(それぞれ23kgまで)
追加で1個
(それぞれ23kgまで)
エコノミークラス 2個
(それぞれ23kgまで)
追加で2個
(それぞれ23kgまで)
追加で1個
(それぞれ23kgまで)

※注意事項
乳幼児のお客様には1個の無料受託手荷物許容量がご搭乗になるクラスにより23kgまたは32kgが適用されます。その他に以下の二つのカテゴリーから一つずつ無料にてお預けいただけます。
1. 折りたたみ式ベビーカー
2. 持ち運び式ベビーベッド、またはカーシート




預かり手荷物3:サイズ

シンガポール航空では、スーツケースなどの預かり手荷物のサイズは、縦+横+高さの合計が158cm以内であることが定められています。

預け入れ手荷物のサイズ
3辺(縦・横・高さ)の和 158cm以内

預かり手荷物4:ペット

シンガポール航空では、犬や猫のペットを受託手荷物または貨物としてお預けいただけます。
どちらになるかは以下の条件を確認してください。
盲導犬、聴導犬、介助犬などのサービスドッグは座席で一緒に過ごすことが可能。

ペットの預け入れ
受託手荷物として同行 生後3ヶ月以上
貨物として輸送 ペットとケージの総重量が1個あたりの重量が32kgを超える場合(※1)
座席で同席 盲導犬、聴導犬、介助犬などのサービスドッグ(※2)

(※1)
空調が効く快適なスペースと、貨物室の安全性を確保するために、ご旅行の前にシンガポール航空カーゴオフィスへご連絡ください。

シンガポール航空カーゴ
www.siacargo.com

(※2)
盲導犬、聴導犬、介助犬などのサービスドッグは、全クラスのキャビンに入ることができます(各国で定められた規定を遵守します。例えば、ブルネイ発着便ではいかなる動物も機内へはお連れいただけません)。又、輸送禁止の犬種リストにあるサービスドッグもお受けできませんので、ご注意下さい。
サービスドッグは機内持ち込み手荷物としてみなされますが、お客様の無料受託手荷物許容量内には含まれず、料金はかかりません。
サービスドッグの座席の使用はできず、緊急時に通路をふさがない場所に座らせる必要があります。お客様には吸水性のシートのご用意をお願いします。シートを客室の床に敷き、犬は常にその上に座らせてください。
出発の2週間前までにシンガポール航空オフィスにご連絡下さい。

シンガポール航空問合せ
https://www.singaporeair.com/en_UK/contact-us/


預かり手荷物5:特殊品目

チェロやコントラバスなどの大型楽器類は、機内持ち込み手荷物としてはお持ち込みいただけません。受託手荷物として預け入れを希望されない場合は、追加座席を購入することで、機内への持ち込みが可能です。

楽器は、サイズが127cm(高さ)× 45.72cm(幅)以内、
重量が40kg以内に収まるよう、しっかりと梱包しましょう。

預かり手荷物6:スポーツ用品

ゴルフクラブ、サーフボード、カヌー、スキューバダイビング用具、スキー、自転車などのスポーツ用具は、無料手荷物許容量に含まれます。
ただし、無料手荷物許容量を超える場合は、超過手荷物料金がかかります。

米国発着便を利用する場合、ほとんどのスポーツ用具は手荷物1個分として取り扱われますが、
カヌーは1艇につき、手荷物2個分となります。
カナダ発着便を利用する場合は、お客様の旅程に適用される手荷物許容量に従ってスポーツ用具の追加料金が決定されます。

受託手荷物として、スポーツ目的の銃器や弾薬を預け入れしたい場合、シンガポール航空オフィスまで連絡しましょう。
必要な認可やライセンスの取得がすべて整っていることを旅行前にご確認ください。

シンガポール航空では、32kgを超える手荷物は受託手荷物として取り扱いしていません。
32kgを超える物は、再梱包するか貨物として別に輸送する必要があります。
貨物として輸送を希望する場合は、ご出発前にシンガポール航空カーゴのオフィスまで問い合わせましょう。

シンガポール航空カーゴ
www.siacargo.com


預け入れ荷物イメージ

シンガポール航空預け入れ荷物のまとめ

いかがでしたか?
まずは預け入れ荷物(受託手荷物)について説明しました。
シンガポール航空で旅行をする前には、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

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