シンガポール航空の機内持ち込み手荷物について

シンガポール航空機内持ち込み手荷物について

飛行機に搭乗する際、自分の座席まで持って行く荷物が『持ち込み手荷物』と呼ばれるものです。預け入れ手荷物と同様に、持ち込み手荷物にもサイズや重量など制限やルールがあります。航空会社によって制限は違うので、混乱する方も多いでしょう。

シンガポール航空の持ち込み手荷物について、個数やサイズなどの制限、持ち込みが禁止されているもの、液体物の扱い方など分かりやすく解説しますので、旅の参考にしてみてください。

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シンガポール航空の機内持ち込み手荷物情報

機内持ち込み手荷物=自分の席まで持って行く小さな荷物のこと
預け入れ荷物(受託手荷物)=スーツケースなど搭乗前に航空会社に預ける荷物のこと

今回は、自分の席まで持って行く機内持ち込み手荷物についてのルールを説明します。

機内持ち込み手荷物1:個数

米シンガポール航空では、エコノミークラスとプレミアムエコノミークラスは1個まで、ビジネスクラスとファーストクラス、スイートクラスは2個まで、自分の座席に持っていくことが可能です。

機内持ち込み手荷物2:サイズと重さ

縦×横×高さの合計が115cm以内、重量はどの座席クラスでも7kg以内であれば、座席まで持ち込めます。

機内持ち込み手荷物3:追加の持ち込み手荷物

座席に持って行ける荷物は、クラスによって1個または2個までと決められていますが、
その他に女性用ハンドバッグ、専用ケースに入ったノートパソコン、書類バッグ、カメラとカメラバッグ、コート、傘、杖、少量の免税品、乳幼児用の食事やオムツ用品(6kg以内)などは、縦+横+高さの合計が80cm以内であれば、機内に持ち込みができます。

持ち込み手荷物以外に機内へ持ち込めるもの

以下の品目は1点ずつにかぎり、お客様の受託手荷物許容量とは別に、(国により規定がある場合を除き)無料でお持ち込みいただけます。

  • ・女性用ハンドバッグ(※)
  • ・カメラ/カメラ用バッグ(※)
  • ・書類鞄(※)
  • ・オーバーコート
  • ・傘
  • ・専用ケースに収納されているノートパソコン/タブレット端末(※)
  • ・機内でお召し上がりになる乳幼児のお子様の日用品とお食事類(これらの物品の合計重量が6kgを超過しないようご協力お願いいたします。)
  • ・ご自身で使用される歩行用の杖、松葉杖、義肢等
  • ・(許可されている場合に限り)少量の免税品


※注意事項
(※)これらのバッグ類の3辺の合計は、各バッグにつき最大で40x30x10cmとなります。
3辺(長さ+幅+高さ)の合計が80cmを超えた物品は、機内持ち込みの手荷物許容量に含まれることになります。その場合、機内へお持ち込みになるか、追加のお手荷物としてチェックインされるかご判断いただくことになります。

機内持ち込み手荷物4:ペット

シンガポール航空では、基本的にはペットを座席で同席させることはできません。条件によって受託手荷物として預け入れるか、貨物として輸送することになります。
ただし、盲導犬、聴導犬、介助犬などのサービスドッグは自分の座席で同行することができます。

サービスドッグの同行

盲導犬、聴導犬、介助犬などのサービスドッグは、全クラスのキャビンに入ることができます(各国で定められた規定を遵守します。例えば、ブルネイ発着便ではいかなる動物も機内へはお連れいただけません)。又、輸送禁止の犬種リストにあるサービスドッグもお受けできませんので、ご注意下さい。
サービスドッグは機内持ち込み手荷物としてみなされますが、お客様の無料受託手荷物許容量内には含まれず、料金はかかりません。
サービスドッグの座席の使用はできず、緊急時に通路をふさがない場所に座らせる必要があります。お客様には吸水性のシートのご用意をお願いします。シートを客室の床に敷き、犬は常にその上に座らせてください。
出発の2週間前までにシンガポール航空オフィスにご連絡下さい。

シンガポール航空問合せ
https://www.singaporeair.com/en_UK/contact-us/


機内持ち込み手荷物5:小さい子供連れの方

バシネット(乳児用ベッド)

機内のバシネットの数には限りがあり先着順で行われるため、乳幼児のお子様をお連れのお客様は、お子様の航空券のご予約時にリクエストすることをおすすめします。

バシネットのサイズ 768mm(長) x 298mm(幅) x 158mm(高)
体重 14kgまでのお子様を対象

チャイルドシートとハーネスの取り付け

シンガポール航空では、補助椅子、ベスト、ハーネス型の子供用固定器具の機内への持込は禁止されていますが、生後6ヶ月から 3歳までの乳幼児のお子様については、認可済みの車輌用チャイルドシートやFAA認可のチャイルドハーネスを使用できます。

お子様の安全を万全にするため、「シートベルト着用」のサインが消えていても、お子様はハーネスで常時チャイルドシートに固定するようにしましょう。

使用可能なチャイルドシート

  • ・前向きまたは後ろ向きシート型で、当該チャイルドシートの製造メーカーの指示どおり、航空機のシートベルトと2点ハーネスを使って座席に取り付け可能であること。チャイルドシートご利用のお座席には子供料金の運賃が適用されます。 (3点ハーネスによる固定が必要なチャイルドシートは、当社のフライトではご利用いただけません。)
  • ・各客室クラスの座席の肘掛を含まない座席幅に収まる 大きさであること。(下記の表参照)
客室クラス 最大スペース(幅 x 奥行、インチ表示)*
エコノミークラス 17” x 27”
プレミアムエコノミークラス 18” x 31”
ビジネスクラス 19” x 33”
ファーストクラス 36” x 42”
スイート 23” x 64”

※注意事項
上記はおおよそのサイズであり、目安です。詳しくは、お近くのシンガポール航空支店までお問い合わせください。
https://www.singaporeair.com/ja_JP/contact-us/

チャイルドシートを使用する座席の前の列の座席がリクライニングしていない時に、大人の旅客が移動できるスペースを確保できるように設置しなければいけません。
離着陸時や滑走中に通路に出られるアクセスを確保していること。

シートベルトを通す穴のない後ろ向きシート型のチャイルドシートは、取り外し可能なベースと共に使う必要があります。
ただし、取り外し可能なベースを必要とするチャイルドシートはお座席に適切に取り付けることができない場合があります。
シートベルトを通す穴があり、適切なラベル表示のある後ろ向きシート型のチャイルドシートは、取り外し可能なベースが無くても使用できます。
また、子供/乳幼児用のチャイルドシートは、就航地の航空当局による認可を受け、関係政府当局の耐空性基準要件を満たす必要があります。


機内持ち込み手荷物イメージ

シンガポール航空持ち込み手荷物のまとめ

いかがでしたか?今回は座席まで持っていく持ち込み手荷物についてご案内しました。
重さの制限もありますので、パスポートや携帯、機内で使う最低限の物だけを持ち込むのがベストでしょう。

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