マレーシア航空の機内持ち込み手荷物情報
まず、『機内持ち込み手荷物』とは自分の座席まで持って行く荷物のことを意味します。
『受託手荷物』や『預け入れ荷物』というのは、貨物室に預ける荷物のことで、スーツケースなどもこれにあたります。
ここでは、自分の席まで持って行く荷物について、許可されている個数、重さ、大きさなどをご案内します。また、海外旅行で質問が多い液体の取り扱い方や、どんな物であれば席に置いておけるのかも併せて見ていきましょう。
機内持ち込み手荷物:個数
席まで持って行ける荷物には、個数制限があります。
エコノミークラスは1個まで、ビジネスクラスとビジネススイートは2個まで許可されています。
座席クラスによって持ち込める手荷物の数は異なりますので注意しましょう。
座席へ持込み可能な手荷物の個数
クラス |
エコノミークラス | ビジネスクラス | ビジネススイート |
個数 |
1個 | 2個 | 2個 |
機内持ち込み手荷物:重さ
重さにも制限があり、座席クラスによって異なります。
パスポートやお財布、携帯など簡単な手荷物の場合はそこまで重くなりませんが、パソコンなどを持ち込む時などは注意しましょう。
座席へ持込み可能な手荷物の重さ
クラス |
エコノミークラス | ビジネスクラス | ビジネススイート |
重さ |
7kgまで | 14kgまで | 14kgまで |
機内持ち込み手荷物:サイズ
座席まで持って行くことができる機内持ち込み手荷物は、サイズにも制限があります。
3辺(縦横高さ)の合計が115cmまでとなりますので、持ち込むバッグなどの大きさにも注意しましょう。これ以上の大きさの物は、受託手荷物として預け入れることになります。
座席へ持込み可能な手荷物のサイズ
クラス |
エコノミークラス | ビジネスクラス | ビジネススイート |
サイズ |
縦横高さの合計 115cm以下 | | |
機内持ち込み手荷物:液体
化粧品やハンドクリーム、目薬、歯磨き粉などの液体を座席まで持って行く時は注意が必要です。
そのままバッグに入れていると空港で没収されてしまう場合があります。
全ての液体は、まず100ml以下の容器に入れ、さらにその容器をジッパー付きの透明な袋に入れましょう。
ジッパー付き袋は、100円ショップ等で販売されているような物で構いません。1人につき1枚を持ち込むことができます。
100ml以上の容器に入っている物は禁止されており、没収対象となります。
また、女性が注意すべき点として、マスカラ、リキッドアイライナー、ジェル状リップグロスなども液体扱いとなってしまいます。スティックタイプの口紅やリップクリームは、液体物にはなりません。
機内持ち込み手荷物:スポーツ用品
マレーシア航空では、全てのスポーツ用品を受託手荷物として預けることができます。
壊れないように丁寧に梱包して預けましょう。
機内持ち込み手荷物:パソコン、楽器など
パソコンは座席まで持って行くことができます。スーツケースに入れて受託手荷物として預けることはできないので注意しましょう。
楽器は大きさによって、座席まで持って行けるものと行けないものに分かれます。
小さな楽器は自分の席に置くことができます。ギターなども自席まで持って行くことはできますが、楽器を置いておくために座席の追加購入が必要になります。
コントラバスなどのかなり大きな楽器になると、貨物室に預けることになるのでしっかりと梱包しましょう。
詳しくは以下の表をご確認ください。
|
|
機内持ち込み手荷物 (座席に持って行ける)
|
預け入れ受託手荷物 (スーツケースor別途梱包)
|
パソコン |
○ |
× |
楽器(小) |
フルート
バイオリン
サックス など |
○ |
○ |
楽器(中) |
チェロ
アコーディオン
ギター など
|
○ 座席追加購入の
必要あり
|
○ |
楽器(大) |
コントラバス
トロンボーン など |
× |
○ |
機内持ち込み手荷物:ペット
マレーシア航空では、犬猫などのペットと同席することはできません。
ペットは預け入れ(受託手荷物)またはカーゴ荷物として輸送することになります。
輸送できない種類も決められているので、事前に調べておくことをおすすめします。