ハワイアン航空のペット預け入れ・機内持ち込みについて
ハワイアン航空では、ペットと一緒に搭乗することができます。同伴できる動物は犬と猫のみです。
(同伴不可となる種類もいますので、輸送条件をご確認ください。)
家庭内飼育用の鳥類は機内持ち込みはできず、受託手荷物としての預け入れになります。
ペットを連れていく場合は、出発の48時間前までにハワイアン航空コールセンターへの連絡が必要です。また、ペットの健康診断書の提出が必要な路線がありますので、事前にハワイアン航空に問い合わせておくと安心です。
ペットの取り扱い |
機内持ち込み(犬と猫のみ)、または受託手荷物としての預け入れ |
持ち込めるゲージの個数 |
1人につき1個まで |
ペットの制限 |
成犬または成猫1匹、または同じ品種か一緒に生まれた子犬・子猫(生後8週間~6か月以内)2匹 |
※重量が超える場合は、ペットを機内に持ち込むことはできず受託手荷物として預ける必要があります。
ペット同伴について1:犬に関する輸送条件
短頭種(短鼻)の動物は、輸送中に呼吸障害を引き起こす可能性があるため、受託手荷物として預けることはできません。
≪同伴不可≫短頭種および短鼻種の犬種
同伴不可 |
アメリカンスブリー、アメリカンピットブルテリア、ボストンテリア、ボクサー、ブリュッセルグリフォン、ブルドッグ、ブルマスティフ、ブルテリア、チャウチャウ、ダッチパグ、イングリッシュブルドッグ、イングリッシュトイスパニエル、フレンチブルドッグ、ジャパニーズパグ、ジャパニーズスパニエル(ちん)、ラサアプソ、ペキニーズ、ピットブル、パグ、シャーペイ、シーズー、スタッフォードシャーブルテリアなど |
ペット同伴について2:猫に関する輸送条件
猫も犬同様に短頭種の品種は気圧などの関係で呼吸障害になる可能性があるため、同伴不可となります。
≪同伴不可≫短頭種とその混血種
同伴不可 |
バーミーズ、ヒマラヤン、ペルシャ、エキゾチックなど |
![ハワイアン航空のペット預け入れ・機内持ち込みについて](image/cont-image-001.jpg)
ペット同伴について3:ケージ条件
ハワイアン航空では、ケージの貸し出しは行っていません。
ペットを連れていく場合は条件にあったゲージをご自身で用意しておく必要があります。
ケージも何でも良いわけではなく条件が決められていますので、以下よりご確認ください。
ケージの条件
- ・ケージはペットを保護できる安全なハードケース(木製、金属製、または同様の強度を持つ素材で作られたもの)で、水漏れ防止・脱走防止加工が施され、ペットに触れずに持ち上げられる取っ手付きのもの
- ・ペットが自由に立つ・座る・横になる・向きを変えるなどの動作に十分なスペースが確保されたもの
- ・ケージ内には吸収材(ブランケット、タオル、切り刻んだ紙、吸収パッドなど)を入れる
- ・ケージ内ではペットにヒモなどの拘束具を付けない
ケージの制限
受託手荷物 |
最大寸法 縦91cm x 横幅63cm x 高さ68cm、最大重量 31キロ以下 |
機内持ち込み |
最大寸法 縦40cm x 横幅25cm x 高さ24cm以内、最大重量 11キロ以下 |
ペットを入れた状態で最大重量を超えないことが条件です。ペットとケージの総合計が、サイズ上限または重量上限のどちらかを超える場合は、ペットは受託手荷物として預けることはできず、貨物室での預かりとなってしまうので注意しましょう。
![ペット同伴について3:ケージ条件](image/cont-image-002.jpg)
ペット同伴について4:同伴可能な目的地
ハワイアン航空では、日本⇔ハワイ間などの国際線ではペットを飛行機に乗せることはできません。
ハワイ諸島間およびハワイ州発米国本土行きのみペットを乗せることができます。
また、到着地がハワイ州内となるフライトでは、厳格な規定および制限事項がありますので、渡航前にハワイ州農務省動物検疫局動物産業部にお問い合わせの上、渡航に必要な手数料などご確認ください。
ハワイ州農務省動物検疫局動物産業部
https://hdoa.hawaii.gov/ai/aqs/aqs-info/
【同伴可能な目的地】
目的地 |
ハワイ諸島間およびハワイ州発アメリカ本土行きのみ (ファーストクラスは機内持ち込み不可)
|
【同伴不可】
目的地 |
ニューヨーク(JFK)、ボストン(BOS)、オースティン(AUS)、ならびにオーランド(MCO)発着、国際線、パゴパゴ発着の便は同伴不可 |
また、毎年4月15日~10月15日の禁輸期間中は、ペットの輸送が制限されます。
路線や制限事項については下記の表をご覧ください。
【禁輸期間適用都市】
カリフォルニア州サンノゼ(SJC)、カリフォルニア州サクラメント(SMF)、ネバダ州ラスベガス(LAS)、アリゾナ州フェニックス(PHX) |
路線 |
ペットに関する制限事項 |
北米/ハワイ発着便 |
●ニューヨーク(JFK)ーハワイ発着便 受託手荷物としての預け入れおよび機内への持ち込み不可
●ボストン(BOS)ーハワイ発着便 受託手荷物としての預け入れおよび機内への持ち込み不可
●オースティン(AUS)ーハワイ発着便 受託手荷物としての預け入れおよび機内への持ち込み不可
●オーランド(MCO)ーハワイ発着便 受託手荷物としての預け入れおよび機内への持ち込み不可
●サクラメント(SMF)ーハワイ発着便 4月15日~10月15日は受託手荷物としての預け入れ不可
●サンノゼ(SJC)ーハワイ発着便 4月15日~10月15日は受託手荷物としての預け入れ不可
●ラスベガス(LAS)ーハワイ発着便 4月15日~10月15日は受託手荷物としての預け入れ不可
●フェニックス(PHX)ーハワイ発着便 4月15日~10月15日は受託手荷物としての預け入れ不可
●その他の都市 預け入れ可能
|
ハワイ諸島線 |
預け入れ可能 |
ハワイ発着の国際線 |
受託手荷物としての預け入れおよび機内への持ち込み不可 |
パゴパゴ/ハワイ発着便 |
受託手荷物としての預け入れおよび機内への持ち込み不可 |
ペット同伴について5:機内持ち込みの条件
ハワイアン航空では、犬や猫を客室に同乗させることができます。フライト中にペットの様子がすぐ近くで確認できるのは安心ですね。
それでは、機内持ち込みする場合の条件を見ていきましょう。
機内への持ち込み条件
持ち込み可能 |
犬・猫のみ ※品種制限あり |
持ち込めるケージの個数 |
1人につき1個まで |
週齢 |
8週以上 |
ケージ+ペットの合計重量 |
11kg以内 |
ケージサイズ |
縦40cm x 横幅25cm x 高さ24cm以内 |
その他必要条件 |
ハワイ発、北米行きは目的地到着14日以上前に発行された健康診断書の提出が必要 |
※ハワイ州に持ち込む場合、厳格な規定や制限事項があります。
渡航前にハワイ州農務省動物事業部に必ずお問い合わせください。
ハワイ州農務省動物産業部:https://hdoa.hawaii.gov/ai/aqs/aqs-inf
※出発の48時間前までにハワイアン航空コールセンターへの連絡が必要です。
ハワイアン航空コールセンター:https://www.hawaiianairlines.co.jp/contact-us/call
※ウェブや自動チェックイン機、モバイルによるチェックインは利用できません。ハワイアン航空の係員がペット、キャリー、必要書類などを直接確認する必要があるので、通常のチェックインより余裕を持って空港に行き、1時間前に済ませてください。
ペット同伴について6:料金
受託手荷物として預ける場合の料金
目的地 |
料金 |
ハワイ諸島線 |
60 USD |
ハワイ発北米行き |
255 USD |
北米発ハワイ行き |
255 USD |
機内持ち込みの場合の料金
目的地 |
料金 |
ハワイ諸島線 |
35 USD |
ハワイ発北米行き |
175 USD |