アメリカン航空のビジネスクラスはここが凄い!
ビジネスクラスとエコノミークラスの違いも徹底比較
米国最大の航空会社であるアメリカン航空は、テキサス州フォートワースに本社を置き、保有機数も世界一、旅客運送数や旅客キロ数も世界最大級のメガキャリアです。就航都市は350以上で、1日に約7000便を運航。
成田・羽田からはロサンゼルス、シカゴ、ダラスなど主要都市への直行便もあります。
米国の航空会社の中で最大規模の航空会社というだけあり、他の航空会社と違うのは北米はもちろんのこと、中南米・メキシコ・カリブ海の圧倒的なネットワークです。
日本からアメリカに到着した後、他の都市への乗り継ぎがとてもスムーズで便利な点も人気の理由のひとつでしょう。
こちらでは、アメリカン航空のビジネスクラスの特徴や評価が高いワケを解説します。
アメリカン航空ビジネスクラスの特徴7選
まずはA330-200型機のシート詳細をご案内します。
ビジネスクラスの特徴1:シート
まずはA330-200型機のシート詳細をご案内します。
座席数 |
ビジネスクラス 20席 |
シート幅 |
52 cm
|
シート幅 |
フルフラット
|
ビジネスクラスの特徴2:機内食
アメリカン航空ビジネスクラスの機内食は、入念に選ばれたメニューが自慢。それもそのはず、アメリカン航空は料理業界で最高水準を誇る組織『ジェームズ・ビアード財団』の公式提携パートナーであり、優秀なシェフが料理を考案しているのです。
食事は、和食と洋食のエグゼクティブメニュー4種から選べます。
そしてなんと、東京・大門にあるミシュラン星付きの高級和食店『くろぎ』の和食も味わえます。(事前予約必要)
これはJALとアメリカン航空の共同プロジェクトで、旬の食材を使って丁寧に作られた最高級の和食。出発の30日前から24時間前まで予約可能です。
他にも、離乳食や宗教食、健康上の制限メニューなどの特別食にも対応しています。
飲み物も、ワインに日本酒、梅酒など充実したラインナップ。飛行機の中がより一層特別な空間になること間違いなし。
ビジネスクラスの特徴3:ラウンジ
ビジネスクラス搭乗者は、空港内にある専用の特別ラウンジを利用することができます。ビジネスクラスの特権です。
成田空港の第2ターミナルに『アドミラルズクラブ』というラウンジがあり、これはアメリカン航空の自社運営ラウンジです。フードやドリンクが充実しているのが人気の理由。
サンドイッチなどの軽食以外にも、パンにベーコン、サラダ、出来立てのオムレツや和食などしっかりした食事もできます。ワインやビールなどのお酒も飲み放題。
アメリカであれば、ロサンゼルス空港、シカゴのオヘア空港、ダラスのフォートワース空港、サンディエゴ空港、ホノルル空港などに自社運営ラウンジがあります。
また、アメリカン航空の自社ラウンジがない空港でも、提携ラウンジを利用できます。例えば羽田空港の国際線ターミナルや成田空港第2ターミナルにある『JALサクララウンジ』がそれにあたります。
他には、韓国ソウルの仁川空港、シアトル・タコマ国際空港にも提携ラウンジがあります。
ラウンジでの過ごし方は、美味しい食事をとったり、シャワーを浴びたり、仮眠をとったりと人それぞれ。
ビジネスクラスなら、旅が始まる前の時間を贅沢な高級ラウンジで過ごせるので、とてもお得と言えるでしょう。

ビジネスクラスの特徴4:機内サービス
アメリカン航空では、飛行機の中でも快適に過ごせるように様々な工夫がされています。
座席周りには電源やWi-Fiが搭載されているので、スマートフォンやPCなどの利用も可能。エンターテイメントやアメニティも充実しているので、フライト中に寝てしまうのが惜しいくらい楽しめるでしょう。
・座席周りの機器
Wi-Fi(有料)、AC電源、USBポート搭載
・モニター
18インチのタッチスクリーンモニター付き
・エンターテイメント
座席には個人モニターが付いていて、映画やテレビ番組、音楽やゲームなど多彩なプログラムを楽しめます。
新作、邦画、日本語字幕付き映画の他に、お子様も楽しめる日本語吹き替え版のアニメ作品もそろっています。
BOSE社製のノイズキャンセリングヘッドホンもあり、機内とは思えないほどハイクオリティーな音質を体感できます。
・アメニティ
睡眠テクノロジー企業Casperと共同開発したこだわりの枕はアメリカン航空限定。毛布やスリッパも充実しているので、飛行機の中にいることを忘れるくらい快適に眠れるでしょう。

ビジネスクラスの特徴5:アライアンス
アメリカン航空のアライアンスはワンワールド。
スターアライアンスに次いで1998年に設立され、世界150ヶ国、700都市以上へのネットワークを提供している巨大なアライアンスです。
ワンワールドには、アメリカン航空の他に日本航空(JAL)、キャセイパシフィック航空、フィンランド航空、カンタス航空、ブリティッシュエアウェイズ、マレーシア航空などが加入しています。

ビジネスクラスの特徴6:料金
座席クラスを選ぶにあたり、一番気になるのは料金ではないでしょうか?
アメリカン航空の場合、エコノミークラスとビジネスクラスでどのくらい金額の違いがあるのか、アメリカ行きを例に見てみましょう。
【2023年5月1日~5月31日の場合】ファーサイト調べ
エコノミークラス
東京-ニューヨーク 往復 最安値 222,400円~
ビジネスクラス
東京-ニューヨーク 往復 最安値 796,000円~
日本からアメリカまでは、直行便を利用する場合でも10~12時間ほどかかります。
飛行機の中ですから、その間はもちろん座りっぱなし。近距離であればエコノミークラスでもさほど気にならないと思いますが、やはり長時間となると快適性は重視したいところです。座り心地や広さ、食事に睡眠、心地よく過ごせるためのサービスは不可欠です。これらが充実しているのがビジネスクラスと言えます。
エコノミークラスとビジネスクラスを比較した時、料金だけに注目するとビジネスクラスはとても高額に見えてしまいがちですが、長旅ではビジネスクラスをおすすめします。
ビジネスクラスにしておいて良かったと思えるフライトになるでしょう。

ビジネスクラスの特徴7:その他の優先サービス
飛行機を利用する旅は、チェックインや荷物の受け取りなど、意外と空港での待ち時間がかかるもの。ビジネスクラスに搭乗すると、他の乗客よりも優先されるサービスがたくさんあります。長時間のフライトでは、時間短縮できることはスムーズに済ませ、くつろぎながら過ごしたいものです。
アメリカン航空のビジネスクラス搭乗者は、次の事項が優先されるので、有意義な時間を楽しめるでしょう。
【優先サービス】
・空港チェックイン
ビジネスクラス専用のチェックインカウンターが用意されています。混雑を避けることができたり、チェックインを早く済ませてその後の時間を有効に過ごすことができます。
・搭乗
一般のお客様よりもビジネスクラス搭乗者は、優先で機内に乗り込むことができます。
席に着いたらウェルカムドリンクが提供されるので、出発までゆっくりくつろげます。
・荷物の受け取り
到着後に荷物を受け取るまで通常ならば時間が掛かりますが、ビジネスクラス搭乗者は荷物の受け取りも優先されます。

アメリカン航空のビジネスクラスに搭乗するための予算
ここではアメリカン航空ビジネスクラスの予算を行き先別にご紹介します。
ファーサイトではおすすめの格安ツアーを多数ご用意していますので旅行の参考にしてみてください。では、例として2023年5月の予算を比較してみましょう。
ビジネスクラスの予算(北米):アメリカ(ラスベガス)
エコノミークラスの場合 往復 168,700円~
ビジネスクラスの場合 往復 632,000円~
ビジネスクラスの予算(北米):アメリカ(ニューヨーク)
エコノミークラスの場合 往復 222,400円~
ビジネスクラスの場合 往復 796,000円~
ビジネスクラスの予算(北米):カナダ
エコノミークラスの場合 往復 213,400円~
ビジネスクラスの場合 往復 662,000円~
ビジネスクラスの予算(中南米):メキシコ
エコノミークラスの場合 往復 220,000円~
ビジネスクラスの場合 往復 823,300円~
ビジネスクラスの予算(中南米):ブラジル
エコノミークラスの場合 往復 323,000円~
ビジネスクラスの場合 往復 1,243,000円~
ビジネスクラスの予算(カリブ海):バハマ
エコノミークラスの場合 往復 217,600円~
ビジネスクラスの場合 往復 1,083,000円~

アメリカン航空ビジネスクラスのまとめ
世界最大規模の航空会社、アメリカン航空。アメリカに着いてからの乗り継ぎの利便性も良く、人気のある航空会社です。
ビジネスクラスを利用すれば長いフライトも心地よく過ごせて、飛行機の時間も旅の楽しい思い出のひとつになるでしょう。
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