アメリカン航空の犬や猫といったペット
と一緒に旅行する方法
昨今、犬や猫を家族同然と考える人も少なくない時代です。旅行などにペットを連れて行くこともあるでしょう。ですが車や電車とは違って、ペットを飛行機に乗せるのは難しいのでは？と不安に思う方は多いと思います。
最近では、貨物室ではなく飛行機の客室で飼い主とペットが同乗できる航空会社が増えているのをご存知ですか？そばにいられるのは飼い主にとってもペットにとっても安心でしょう。
ここでは、ペットと一緒に搭乗できるアメリカン航空について詳しくご紹介していきます。
どうやって乗せるの？ルールは？料金は？など疑問点を解決しましょう。
アメリカン航空のペット預け入れ・機内持ち込みについて
アメリカン航空では、ペットと一緒に搭乗することができます。その方法は3通り。
① 受託手荷物として預け入れ
② 機内への持ち込み
③ カーゴでの貨物輸送
このいずれかの方法でペットと同伴が可能です。どの方法にするかは、動物の種類やサイズなどによって異なります。
同伴できる動物は、基本的には犬と猫のみ。（一部例外あり）
事前にアメリカン航空の予約センターに連絡し、ペット同伴に必要な条件を確認しましょう。生後8週間以内の動物は持ち込むことができませんのでご注意を。
また、定員に限りがあるので旅行の48時間前までに予約しましょう。（先着順）
ペット同伴について１：犬に関する輸送条件
犬は、アメリカ合衆国とプエルトリコを旅行する場合には最低8週齢、米国内を旅行するときは最低16週齢でなければなりません。
また、パグやシーズーなどの短頭種犬は、呼吸障害や体温の上昇が起きやすく体調に異変をきたす恐れがあるため、飛行機内に持ち込めません。
犬の輸送条件
≪週齢≫
| アメリカ合衆国とプエルトリコ |
8週齢以上 |
| アメリカ合衆国内 |
16週齢以上
|
≪同伴不可の犬種≫
| 同伴不可 |
短頭種および短鼻種の犬種（アフェンピンシャー、アメリカンスタッフォードシャーテリア、
イングリッシュトイスパニエル、カネコルソ、コトン・ド・ボルドー、シーズー、シャーペイ、
スタッフォードシャーブルテリア、チベットスパニエル、チャウチャウ、チン、パグ、ピットブル、
ブリュッセルグリフォン、ブルドッグ、プレサ・カナリオ、ペキニーズ、ボクサー、
ボストンテリア、マスティフ、ラサ・アプソなど） |
ペット同伴について２：猫に関する輸送条件
猫は、アメリカ合衆国とプエルトリコを旅行する場合、8週齢でなければなりません。
猫の輸送条件
≪週齢≫
| アメリカ合衆国とプエルトリコ |
8週齢以上 |
| アメリカ合衆国内 |
16週齢以上
|
≪同伴不可の猫種≫
| 同伴不可 |
短頭種とその混血種（バーミーズ、ヒマラヤン、ペルシャ、エキゾチックショートヘアなど） |
ペット同伴について３：同伴可能な目的地
基本的には、フライト時間が11時間30分以内であれば同伴は可能ですが、行き先によっては同伴不可の場合もありますのでご注意下さい。
同伴可能な目的地
| 目的地 |
アメリカ、カナダ、メキシコ、アラスカ、プエルトリコ、中米など
（飛行時間が11時間30分以内であること） |
同伴不可
| 一部路線 |
ハワイ、大西洋横断路線などは同伴不可 |
| 航空機制限 |
A321、A321S、A321H、A320、A319の航空機では同伴不可 |
ペット同伴について４：機内持ち込みについて
アメリカン航空では、客室に動物を同乗させることができます。細かい条件はありますが、すぐ近くで一緒にいられるのは安心できるでしょう。
機内への持ち込み条件
≪週齢≫
| 持ち込み可能 |
犬・猫のみ |
| 週齢 |
8週齢以上
|
| ケージ＋ペットの合計重量 |
9kg以内 |
| ケージサイズ |
縦48cm x 横幅33cm x 高さ23cm以内
|
| フライト中 |
ケージに入れた状態で座席の足元に置く |
| その他必要条件 |
獣医によって発行された健康診断書の提出
|
※場合により検疫手続きが必要です。事前に余裕をもって動物検疫所にお問合せ下さい。
動物検疫所：http://www.maff.go.jp/aqs/animal/index.html
※定員に限りがあるので受付は先着順です。旅行の48時間前までに予約しましょう。
ペット同伴について５：料金
受託手荷物として預ける場合の料金
| 目的地 |
米国とカナダ、メキシコ、中南米、カリブ海内 及びそれらの間 |
| 料金 |
ケージ1つあたり200ドル、ブラジル間では150ドル |
機内持ち込みの場合の料金
| 目的地 |
米国とカナダ、メキシコ、中央アメリカ、コロンビア、カリブ海内 及びその間 |
| 料金 |
ケージ1つあたり125ドル |
介護動物の場合の料金
アメリカン航空ペット同伴方法についてのまとめ
いかがでしたか？
さまざまな条件はあるものの、ペットを飛行機に搭乗させることは可能です。
愛犬や愛猫といっしょに旅行ができたら楽しいことでしょう。
ペットを飼っている方は、アメリカン航空での旅行を検討してみてはいかがでしょうか。
