人気の旅行先として必ず名前の挙がる台湾。成田・羽田から台湾に就航している航空会社は10社。フルサービスキャリアが5社、LCCが5社です。
どのフライトが便利なの?台湾便の本数が多いのはどのエアライン?料金は?など気になる人も多いでしょう。
こちらでは台湾への渡航に焦点をあてて、エバー航空と日系航空会社(JAL・ANA)を徹底比較!
日系航空会社よりリーズナブルな料金なのに、サービス面では日系と同等で評判の良いエバー航空。
なぜそんなに人気なのか、その特徴や日系との違いを詳しく説明します。
日系航空会社との比較
それでは台湾便に焦点をあてて、エバー航空、JAL(日本航空)、ANA(全日空)の3社を比べてみましょう。
日系航空会社は圧倒的な知名度で安心のイメージがありますが、エバー航空も魅力がたくさんあり根強い人気を誇っています。
エバー航空の評判が良い理由をご紹介します。
日系航空会社との比較1:JAL
まずはエバー航空とJAL(日本航空)を比べてみます。
1 フルサービスかLCCか
航空会社を選ぶ際によく目にする「FSC」と「LCC」という言葉。
既存の航空会社は「フルサービスキャリア=FSC」と呼ばれるのに対して、格安航空会社は「ローコストキャリア=LCC」と呼ばれます。
JALがフルサービスなのはご存知の方も多いと思いますが、エバー航空も実はフルサービス。ということはエバー航空もJALと同様に、預け入れ手荷物が無料、マイレージサービスあり、機内でのサービスも充実しているという事です。
また、フルサービスキャリアは機材繰りに余裕を持たせているので、離発着が遅れるケースは少ないと言われています。
このようにフルサービスキャリアは、飛行機の搭乗に対して快適性や安定性を重視しているのが特徴です。
エバー航空もJALと同様にフルサービス。人気ポイントのひとつです。
航空会社の種類の比較
エバー航空 | フルサービスキャリア(FSC) |
JAL | フルサービスキャリア(FSC) |
2 運航便数(台湾便)の比較
それでは台湾便の運航便数をエバー航空とJALで比べてみましょう。
JALは成田・羽田のどちらからも毎日2便を運航しているのに対して、エバー航空は成田からは毎日4便(高雄行きを含む)、羽田からは毎日2便運航しています。
出発時間に多少の差があるので、旅行のスケジュールに合わせて搭乗しやすい便を選ぶの
が良いでしょう。毎日2便運航しているのは非常に便利です。
台湾便の運航便数の比較
| 成田 | 羽田 |
エバー航空 | 毎日4便(午後・夜) | 毎日2便(午前・昼) |
JAL | 毎日2便(午前・午後) | 毎日2便(午前・午後) |
※エバー航空は、成田からは高雄行を含め毎日4便運航(BR183/197/195/107)
3 機材の比較
エバー航空とJALでは機材はどう違うのでしょうか?
JALの主力機はボーイングです。それと比較してエバー航空は、ボーイングの他にエアバスも運航中。
さらにエバー航空は、日本のサンリオと提携して「ハローキティジェット」を導入していることでも有名です。
機体にハローキティが描かれているのはもちろん、座席や機内食、アメニティもハローキティが利用されているのでサンリオファンやお子様にも人気があります。
機材の比較
エバー航空 | B787-10 B787-9 B777-300ER A330-300 A330-200 A321-200 |
JAL | B767-300ER B787-8 B737-800 |
4 サービスの比較
LCCの場合は機内食や座席指定など有料ですが、フルサービスの場合は機内食も受託手荷物も座席指定も全て運賃に含まれていることが多く、エバー航空もJALもフルサービスキャリアなので、機内サービスに大差は無いようです。
サービスの比較
| 機内食 | 飲み物 | 受託手荷物 | 座席指定 |
エバー航空 | 無料 | 無料 | 無料 | 一部有料 (V/W/Sクラ
ス) |
JAL | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
5 料金の比較
上記の通り、運航便数・機材・サービス面ではエバー航空とJALに大差は無いことが分かりました。どちらもフルサービスキャリアなので、より快適で安全性の高い空の旅を体験することができると思います。
気になるのが料金の違い。エバー航空とJALでは航空券の料金はどのくらい違うの?
エバー航空はサービス面ではJAL・ANAと変わらないのに、料金はエバー航空の方が安いのがお分かり頂けると思います。
[条件]
出発日:2/5 宿泊数:2泊 東京⇔台北の往復
【エコノミークラスの航空券料金比較】
| エアトリ | HIS | JTB | トラベルコ | 平均金額 |
エバー航空 | 33,000円~ | 45,880円~ | 45,880円~ | 41,460円~ | 41,555円~ |
JAL | 41,000円~ | 52,080円~ | 52,080円~ | 249,620円~ | 48,695円~ |
【ビジネスクラスの航空券料金比較】
| エアトリ | HIS | JTB | トラベルコ | 平均金額 |
エバー航空 | 82,300円~ | 98,080円~ | 98,080円~ | 89,280円~ | 91,935円~ |
JAL | 87,000円~ | 103,030円~ | 103,030円~ | 98,020円~ | 97,770円~ |
日系航空会社との比較2:ANA
続いて、エバー航空とANA(全日空)を比べてみます。
1 フルサービスかLCCか
ANAは言わずと知れたフルサービスキャリアです。エバー航空も同じくフルサービスキャリアなので、預け入れ手荷物が無料、マイレージサービスあり、機内でのサービスも充実、安全性もばっちりです。
航空会社の種類の比較
エバー航空 | フルサービスキャリア(FSC) |
ANA | フルサービスキャリア(FSC) |
2 運航便数(台湾便)の比較
それでは台湾便の運航便数をエバー航空とANAで比べてみましょう。
エバー航空は、成田からは高雄行きを含めて毎日4便、羽田からは毎日2便と便数が多いのに対して、ANAは成田からは1便、羽田からは2便とやや少なくなっています。
エバー航空の方がフライトの数が多いのが特徴的。運航数が多い方が旅行の予定がたてやすいかもしれません。
台湾便の運航便数の比較
| 成田 | 羽田 |
エバー航空 | 毎日4便(午後・夜) | 毎日2便(午前・昼) |
ANA | 毎日1便(夕方) | 毎日2便(午前・昼) |
※エバー航空は、成田からは高雄行を含め毎日4便運航(BR183/197/195/107)
3 機材の比較
機材についてもエバー航空とANAの違いを見てみましょう。
ANAの方が機材は多いものの、どちらもボーイングとエアバスを運航しているのが分かります。
機材の比較
エバー航空 | B787-10 B787-9 B777-300ER A330-300 A330-200 A321-200 |
ANA | B787-9 B787-8 B777-300 B777-200 B767-300 B737-800 B737-700 A321 A320 |
4 サービスの比較
エバー航空もANAもフルサービスキャリアなので、機内食や受託手荷物、座席指定などは別料金ではなく運賃に含まれているケースが多く、サービス面ではエバー航空とANAに大きな違いは無いようです。
サービスの比較
| 機内食 | 飲み物 | 受託手荷物 | 座席指定 |
エバー航空 | 無料 | 無料 | 無料 | 一部有料 (V/W/Sクラス) |
ANA | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
5 料金の比較
運航便数はエバー航空の方が多いものの、機材やサービス面などでは大きな違いが無いエバー航空とANA。では航空券の料金はどのくらい違うのでしょうか?
エコノミークラス、ビジネスクラスともにANAよりもエバー航空の方が安いようです。
実際に台湾便で比べてみましょう。
[条件]
出発日:2/5 宿泊数:2泊 東京⇔台北の往復
【エコノミークラスの航空券料金比較】
| エアトリ | HIS | JTB | トラベルコ | 平均金額 |
エバー航空 | 33,000円~ | 45,880円~ | 45,880円~ | 41,460円~ | 41,555円~ |
ANA | 46,000円~ | 56,630円~ | 56,630円~ | 55,080円~ | 53,585円~ |
【ビジネスクラスの航空券料金比較】
| エアトリ | HIS | JTB | トラベルコ | 平均金額 |
エバー航空 | 82,300円~ | 98,080円~ | 98,080円~ | 89,280円~ | 91,935円~ |
ANA | 142,000円~ | 152,680円~ | 152,680円~ | 152,680円~ | 150,010円~ |